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古本屋日誌

2020-12-29 20:53:00

大阪モノレールの駅にセブンイレブンの小型店舗がかなりできている。千里中央は改札を出たところにあるし、南茨木は駅の中にある。

阪急は高槻市は京都方面のホームにネスカフェの立ち飲み店舗があるし、南茨木の改札にはアンスリーがある。

京阪も門真市駅の中にアンスリーがあるし、萱島だって駅の高架下、改札へ上がる階段のすぐ横にやはりアンスリーがある。

これらの店舗では小分けしたお菓子(一切れのバームクーヘンとかイチゴ大福)がレギュラーコーヒとともに売られていて口が寂しいわれわれは釣られて買うてしまう。

なかなかよく考えた商売だよなあ。

前は電車に乗っている時は本を読むか、新聞を読むか、タブレットで漫画を読むかその三択しかなかった。

しかし今や好きな本を片手にコーヒを飲み、クリームパンをむさぼることも出来るようになったのだ。つまり電車ではあるがもはや家でくつろいでいるのとあまり変わらない。

ただこれだけコンビニが駅に蝟集しているのに、車内でコーヒを飲んだり、おにぎりをぱくついている人は少ないなあ。

以前北九州のJRの駅で古本屋の小型店舗がいくつも作られてもっぱら文庫本を売っていたことがあった。

「古本 文庫やさん」という文庫本に絞った古本屋で、北九州の田舎に大きな店舗を構えていた。

バスを乗り継いで本店まで来てくれるお客さんは多くないとの思惑からターミナル駅に小型店舗を展開して売り上げを伸ばそうとしたのだが、うまくいかなかった。

駅はのんびり本を選ぶ場所ではなく、通過点であり、先へ急ぐための手段でしかないからだ。

古本を手に取ってページをくり、楽しんでからこうていこうとする客は少なかった。


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