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古本屋日誌
2020-12-10 18:12:00
品切れになっている本を買うには通販は有効な手段だ。
古本屋のサイトなんかを覗いてもほぼ徒労に終わるから、通常はAmazon、日本の古本屋、ヤフオク、メルカリなどの大規模なサイトで探すだろう。
値段がほとんど同じ本もあればそれなりに差がある本もあるから、私は何度もいろんなサイトをチェックして少しでも安いものを買おうと試みる。
その話をお客さんにしたら
「おまはんな、そんなもん時間の無駄やろ。Amazonで見つけたらちゃっちゃとこうてもうたらええやんか、日本の古本屋のサイトに移動するのにヒマいるし、また打ち込まなあかんやろ。そんだけ手間かけてあれへん可能性もあるやろ」
なるほど確かにネット通販の長所はピンポイントで欲しい本が見つかるところにあるわけだから時間の節約こそが要諦だということだな。
それはそうなんだが、リタイアしてからの相当に長い人生ではむしろヒマをどうつぶしていくかが大問題だ。
以前聖護院で安い下宿を探したことがあって、周旋屋が紹介したのは岡崎公園の疏水べりの旧家の二階で「ここの婆さんが話し相手を求めていはりますねや、お家賃は3万くらいでかまへんゆうてはりますよってに」とのお話で、実際にお宅に伺ったら車椅子に乗って膝に赤いバンケットをかけた優しそうな婆さんがニコニコしていた。
そうだよなあ、年老いたとはいえ、おそらくまだまだ20年からはありそうな老後を持て余している様が見て取れた。
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