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古本屋日誌

2020-12-07 13:03:00

東大路丸太町には京都大学の寄宿舎の熊野寮がある。

様々な事情でたくさんの学生が入寮しているようだが、能力のある学生に教育の機会を保証する意義のある施設であることは間違いない。

ただその一方で、バカを生み出す工場になっていることも事実だ。

安い家賃、食堂を備えた快適な環境、勉強しなくても大丈夫な学生を縛らない大学のシステム、長い受験勉強からの解放感、知識や教養が欠如していても意見を言っていい生温い土壌などが相まって人間が堕落しやすい環境が用意されている。

京大の学生だから能力が高いというのも大きな間違いで年間3000人以上も合格者を出しているのだから、大半は必死に努力してやっとどうにかなった程度の連中に過ぎない。

こういう生温い中途半端な人間への京都の人の考えはどうなのかいつも気になるところだ。

高卒で叩き上げの運送屋Y君の言は「熊野寮の学生さんで京都市役所の就職の面接があるのに酒を前の晩飲み続けて行けずにパーになった人おったな。ほんまあほやで。あれやな、頭がええのと世の中で金儲けできるのとは全然違うよな。それに勉強も大事やけど息抜きもな、要る思うで」

ものすごく好意的な発言ですな。これがまたバカをつけ上がらせるもとになるんだろう。

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