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古本屋日誌

2020-12-01 16:31:00

京都に仕入れに行きたいので、ドライバーを頼みたいと思い、古くからの連れで今は運送会社で働いているY君に頼んだ。

彼は道路工事に使うコンクリートのブロックやマンホールの蓋などの重量のある物を専門に運搬していて、まさに筋骨隆々だ。

なんでも20キロからあるコンクリートブロックを手ずからトラックに積み込み、取引先に届けて、またそれを下ろす作業もするというのだからさもありなん。

運転については、高速道路が一番退屈なんだそうだ。


「とにかく直線で信号もなんもあらへんよって、注意も何ものうなってまうんや。ブレーキかけることもないよってアクセル踏みっぱなしやから、右足に力入らんようになってまう、しゃーあないから、左手で足を上から無理から押さえつけて運転するんや。」という。

その挙げ句とうとう高速でしばらく寝ながら運転してしまったことがあるという。

幸い直線で空いていたこともあってことなきを得たが、「気ぃついて、血の気が引いたわ」とはいうものの、どう考えても死んでおかしくない状況で無傷だったわけだから、極めて強運の持ち主だ。

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