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古本屋日誌

2020-11-03 15:53:00

今日で百万遍の古本まつりは終了する。

屋外のイベントで昨日は終日かなりの雨が降って平台に屋根なしで並べられていた本は濡れてしまったものもある。

私の印象では得意のジャンルを持つ古本屋は相当安売りをしているように思えた。

例えば石川古本店はマンガの専門店なんだが、やはり客はマンガばかり持ってきてくれるわけではないから、あんまり興味のない文庫本や小説の単行本、カッパブックスや青春新書などがいっぱい溜まってくる。個々の本の価値は取り立てて興味ないので、100円均一(10冊なら550円)にして売り払うとなるのではなかろうか。

赤尾照文堂は今は摺物や浮世絵を得意とする古本屋だ。しかし客は以前の赤尾のイメージも手伝って国文学関係や小説、岩波文庫、ちくま文庫などを持ってきてくれる。そこで3冊500円にして売ってしまおうとなる。

三密堂も占いの本が専門に見える。石川やら赤尾同様、集まってくる文庫本を3冊400円で売る。

長らく古本屋をやっていると勉強したくなってきて、自分の興味埒外の本の通販の相場を調べたりして「ちょっと安く売りすぎたか⁉️」とAmazon価格に準じた値付けをするようになるお店も多い。

それで儲かるようになるのかというとなかなか難しい。今までは面白いように集まってきた自分の興味ある書物が、主人の浮気に嫌気がさしたかのように離れていってしまう。不思議なものだ。

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