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古本屋日誌

2020-10-26 16:05:00

ブックオフは日本の古本屋の中で唯一全国各地の都市中心部に出店して、なおかつ店舗を維持している。

品揃えも多岐にわたっていてここを凌駕する古本屋はあんまりないだろう。

店舗は清潔であり、通路も確保されており、本がうず高く天井まで積み上がってどこに何があるか誰も知らないなどということはない。

店内は明るく、店員は訳のわからない挨拶を大声で喚く面倒なサービスを実行しているがこれはこれで「気持ちがいい〜」と感じているお客さんもかなりいるので仕方がない。

ただ不思議に思うのは初版などに付いている帯をほぼ全部捨ててしまうことだ。ブックオフの棚で帯がついた本が並んでいる光景は今のところ見たことがないな。

客から買い取る際はついていることもあるはずなんだが、おそらく値札を付けたり、研磨する過程でちぎり取ってしまうのだろう。

今はもうない天牛堺書店もやはり帯をちぎって捨てていたなあ。ここは均一販売で、ワゴンに本を並べていく際に店員がどんどん帯をちぎって用意してある袋に投げ込んでいたなあ。

それどころか新人の店員をベテランが指導する際に「あんた、帯の取り残しがあるで、わしよりようさんちぎらなあかんのに、えらい少ないやないか」などと気合を入れてちぎるように指示していた。

確かに帯をつけているとワゴンに詰める際に引っかかったり、破れたりして面倒だろうし、帯のない方がたくさん詰められるとも考えられる。
しかしちょっともったいない感じもするのだがなあ。

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