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古本屋日誌

2020-10-18 19:56:00

お客さんから買い取る際に時間も押しているし、面倒でもあるので、タイトルとパラパラ程度で値付けする。

あとでチェックしてみたらかなり鉛筆の線引きやマーカーの書き込みがある本も混じっている。

鉛筆や色鉛筆の線引きは消しゴムを使えば気にならない程度に消し去ることができるので、以前はこれも因果とあきらめて頑張って消しゴムをかけていたこともあった。

しかしあまりに面倒なのでこの頃はもう消すのはやめてそのままで値引きして売るようにしている。

線引きなどへの反応はお客さんによって実にまちまちで、すごく気にされる方ももちろんいらっしゃるが「線引きがかなりあります」と表示して販売しても「かまへんのや、読めたらええんや」と買ってくださる方の方が多い。

日本一の古本屋天牛書店でも以前安藤さんが天神橋店のレジで、一生懸命消しゴムを使っているのを見て「なーるほどこういう面倒な仕事もあるんですね」と言ったら「そうなんですよ、こんな作業も地道にこなしてるんですよ」とのお答えだった。

だだ現在の天牛書店の印象としては線引きのある本は値札の横に「線引き」と書いたシールを貼って客にわかるようにして相当値引きして販売している、つまり基本的には消せる鉛筆の線引きであっても消さない方針に思える。


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