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古本屋日誌

2020-10-11 12:26:00

お客さんから買い取った本でうちとこでは売れないものが溜まってくる。

潰しにして処分した方がいいのだが、今回はブックオフ古川橋店にお願いして出張買取をしてもらった。

9月28日に電話で頼んでみたが最短は10月11日になるとのことでその日の朝イチでお願いした。「何冊くらいありますか?」 「文庫が100冊くらいありますわ」「それで例えば多なって500冊とかになってしまうと取り扱えませんけど、いけますか❓」「そらそないにぎょうさんはありませんわ」というやりとりがあった。


120冊程度の全てうちでは扱えない文庫本だ。

10時過ぎにあらかじめ電話があり「あと15分くらいで行けます」とのこと。まもなく若い兄ちゃんが到着、家の前に軽のバンを止めて査定、目分量でやるのではなくスマホを少し大型にした機器でバーコードを読み取るとブックオフの統一査定金額が出る仕組みになっている。

結局120冊のうち売れたのは37冊で590円だった。

びっくりしたのは渡された明細で、一冊一冊の書名に査定金額が印字されている。今まで古本屋の査定は一括りで1500円とかみかん箱一つで2500円とかごくざっくりしたものだったのに、一応一点一点の値段を明らかにしているわけだ。

一番高かったのは岩波文庫の旧版の「論語」で150円、次が「代表的日本人」で80円、3番手が中公文庫の「1989年の因果」で60円、後は大半5円か10円だった。

文庫は全点がデータベース化されているわけではないようで「リストにないものもいくつかは買い取りました」とのことで13冊が一冊5円で買取になっていた。

古本業界ではマンガを主力に扱う「まんだらけ」が古くから一冊一冊査定金額を明示しているのだが、古本に関してそれを踏襲しているのは初めてみた。確かにお客さんのお宅に伺って「全部で57000円です」と申し上げたら「このサンリオの『万華鏡』はなんぼなん❓と聞いてこられるケースがあります。

「その本は250円です」てな具合になりますが、お客さんには一冊一冊の値段を知りたいという気持ちがあることはわかっていましたからそれを実現したブックオフはなかなか侮れないよなあ。

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