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古本屋日誌

2020-10-06 12:45:00

明日まで天王寺さんで古本市がある。

以前の古本市では100円均一コーナーやいい本がある棚の前では、押し合いへし合いし、嫌がらせでわざと同じところにとどまるとか、肘でライバルを押し除ける、睨みつけるとかいろいろ面白い現象が見られた。

人がいっぱい来てるところで目を走らせても集中力も散漫だしいい本を見逃してしまう。

その上近くにいる人を出し抜こうという煩悩に責め立てられてますます気もそぞろとなる。

しかし今回の天王寺さんの古本市ではそういう光景があまりない。三密を避けようとする意志が働くのかある程度混んでくるとそそくさと立ち去っている人もいる。

店の側から見たら三密でおしあいへしあいしてもらう方が購買意欲が増進し、衝動買いに走る可能性が高まり好都合なんだがそうなってない。

ただ相変わらずこういうお客さんはかなりいる。

それは本棚の前でしきりに立ち読みをしているのだが、当然他にもその棚をチェックしたいと近づいてくる人がいますよね。

古本市のこと、棚と棚のスペースは大した取ってないから袖も触れ合わん程度には近づきます。
すると今まで集中して立ち読みしていたのに、何か大事件でも起こったかのようにあわただしく顔を上げて首を曲げて近づいてきた赤の他人の顔をしげしげ見つめるのです。

これですよね〜

大阪という巨大な田舎の特徴ですな。

(ひょっとして近所の田中さんが来たのかな❓)とか(俺の好きなジャンルの本に関心ありそうなこの人はどんな顔してんねやろ〜)とか思ってるわけです。

そんなもん近所でよく顔を突き合わして話をしてる田中さんなんか古本市には来ませんよね。好きなジャンルといっても顔を見たから何がわかるというのでもない。

こういうおかしな人は今回の天王寺さんにもいっぱいいます。

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