Welcome

古本屋日誌

2020-09-24 16:45:00

うちの本屋の在庫は2500冊くらいで、9年前に始めた時が700くらいだったから大して増えていない。

それでも本棚に並べるのは部屋の隅にばかり力がかかるから、重みで床が変形してしまう恐れがあるため、床に縦にどんどん並べている。

今は6畳の板張りの床の8割方は文庫本で埋め尽くされている。

仕入れた順に並べているので、パソコンに入っている仕入れの日付を調べてだいたい見当を付けて探せばほとんど見つけることができる。

ただ足を置くスペースが限られていて、壁際に並べている本を探したり、見つけた本に手を伸ばして取りあげたりするのには、腹這いになって手を伸ばさないといけなくなってしまった。

前に買取に行った狭山のお客さんのご自宅は9階建てのマンションの7階で、その一室か書庫になっていてスライド式の本棚が壁から始まって整然と並んでしかも本棚の各段に二列に本が入れてあり相当な重量がかかっているように見えた。

お客さんの話では「鉄筋やさかいな、なんぼ積んだかてちょっとも沈み込んだりせーへんねん」

そういうものなのか。

その後千林のお客さんのところに買取に出向いたんだが、ここも4階建ての鉄筋のマンションで、今度は一階だった。

テレビが置いてある6畳の部屋に1500冊程度、段ボール50箱だったが、
カーペットを敷いた床が明らかに沈んでいて扉が変形してしまってちゃんと閉まらなくなっている。

「お客さん、これまずいんちゃいますか❓」
「いや、あれなんや、来週ここ明け渡すよってに本も全部今日あんたに売るよって元に戻る思うで」
「そんなもんですかな、でも周旋屋が最後来て原状回復のチェックしますやろ、あんばいいきますやろか」
「そんなもんいけるいける、もうわしここに10年は住んでるんやでーそれであかなんだら、おかしい思わんか」

1週間ほどしてまたこの件お客さんに顛末を聞いてみました。

「もちろんなーにも言われへなんだわ〜そんなもん当たり前やろ」

iPhoneから送信