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古本屋日誌
2020-09-08 00:12:00
薄田泣菫が「夜の京阪」に「売布神社の宵」を書いている。例の「茶話」の人ですな。
泣菫が夕刻近くの売布神社辺りをぶらついていたら、頭に黄色い頭巾のようなものを乗せた老人に会う。売布神社にはその昔大国主命が往来に店を出して布を売っていたとの伝承がある。
泣菫は老人と話すうちに彼が火にも焼けない布を商っていることをしり、その人が大国主命本人だと確信する。
なんとしてでも布を手に入れたいと金を払うだの、物ではどうだ❓はてには己の魂を譲るからと途方もないことを言い出す。
大国主命から「お前はなんでこの布が欲しいんだ❓」と尋ねられて
「実はその燃えない布を着て女の腹に入りたいのです‼️これまで何度か試みたんですが、手を焼いてしまって」と応じる。
大国主命は「俺はその言葉を待っていた‼️俺も実は須勢理姫の胸に入ってみたことがある」という。泣菫は意気投合した大国主命から布を手に入れて歓喜の涙にくれるという話です。
女の腹に入りたい、女の腹を探りたいというのはわからんでもない。だいたい何を考えてるのかさっぱりわからんからな。
しかし、燃えない衣を身にまとい怒りのほむらを煮えたぎらせている女に近寄りたいとは物好きな〜
これは全く理解の域を超えてるなあ。
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