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古本屋日誌
先日NHKの「歴史秘話ヒストリア」で大東亜戦争のガダルカナル戦の特集があった。
先の戦争で、帝国陸海軍が半年にわたり消耗線を強いられて戦争の転換点になった戦いだ。
去年新しくアメリカで見つかった戦闘詳報を元に米軍が追い詰められていた事実を発掘したとする。
それは川口支隊6000名の飛行場攻撃を指していて、川口少将は部隊を3つに分けて二つの部隊には東西両方向から飛行場を挟み撃ちにする形で攻撃するように命じたのだが、これらの部隊は実はおとりで米軍の目をこれらに向けさせて、本隊は中央部から米軍の司令部を攻撃した。
作戦はうまくいき米海兵隊は大混乱に陥った。
ただ結局司令部を抜くことは出来ず、その原因は海軍が輸送船の派遣をケチったために十分な火器がなかったからだとなっていた。
なるほど夜襲してるわけだから火砲が充実していたら、米軍の司令部を徹底して狙い撃ちできたわけだ。
いわんや今回は三方向から同時に攻撃して海兵隊は大混乱に陥っているのだから、惜しい感じもする。
これを教訓として沖縄戦では火器の数や砲弾数の充実を図ったのかも知れない。シュガーローフの戦いで見られた通り機関銃の性能にしても弾薬にしてもは帝国陸軍はアメリカに全く引けをとってはいない。
それにしてもNHKの戦争番組はいつも同じ切り口でバカバカしい。
放置されている遺骨のシーンで「戦争は虚しい」とか言うんだけれど、それは頭の悪いNHKのディレクターの想いであってそもそも死んだ兵隊はそんなこと思いもしないだろう。
彼らは生まれ変わっても米海兵隊を皆殺しにして、飛行場を奪還することを願っていた。例えば9月13日の川口支隊の攻勢は戦略的にもよく練られたものであり、指揮官も将兵も勇猛果敢かつ冷静沈着に攻め立てた。海兵隊の連中を震撼せしめたものであって誠に素晴らしい。
死んだ将兵を悼むというのはまずその思いに身を寄せることだろう。
その勇猛果敢な戦いがあったからこそ、戦後アメリカは日本を反共の砦として手放さなかった、また天皇制を利用しようとしたとか、戦争放棄を強制してきたとか結び付けられるだろう。
今日的な価値観でひたすら平和を持ち上げる幼稚な価値観や、とにかくアメリカを批判したくない飼い犬みたいな考えにはついていけない。
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