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古本屋日誌

2020-08-07 18:17:00

今日は休みで嫁と銀閣寺に参拝した。祇園四条で降りて提灯の下がっている南座の前から縄手通りに入りうどんの「おかる」で肉カレーうどんを食べた。

京都のうどん屋なので「きつね」はきざみうどんであり、大阪の「きつね」は「甘きつね」と表記してある。もちろん「たぬき」もあるがきつねのあんかけである。予想通り「甘たぬき」というのはメニューにはない。

「おかる」のすぐ横のビルの地下にカレー屋がオープンしていた。これからはカレーうどんにしようか、それともカレーライスがいいかと悩める日が来るのを願いたい。

また京阪電車で出町柳まで乗り、今出川通から市バスの17系統で銀閣寺道。

古本屋の「善行堂」。編集工房ノアの本がいろいろ置いてあって魅力的だ。山田稔は「自選集」を出していて先頃全3巻が完結した。川崎彰彦の小説、山上たつひこの漫画、石原吉郎の詩集もある。

今日は不思議なくらいよく曇っている上にかなり風も吹いていて、京都盆地の下から湧き上がってくるような温気に悩まされることもないし、天気予報では午後2時から70%の雨予報も外れて愉快な遠足だった。

観光客はほとんどおらず、沿道の土産物屋も店を閉めているところがかなりある。特に八ツ橋の各チェーン店はみな店を閉じていた。地元の土産物屋は家族経営だったりもして、細々とでもやっていけようが、チェーン店は社員やアルバイトも抱えているから経営は大変だろう。
さて境内も人少なで、魅力的だったのはひぐらしが一際高くなき誇っていたことだ。

クマゼミばかりが目立つ萱島に比べて、心なしかひぐらしの「かなかなかなかな」は上品に聴こえて面白かった。銀閣や東求堂を眼下に望む庭園の沿道はよく掃き清められていた、また木々の下にはびっしりと苔が茂っていて、さぞかし手入れは大変だろうと思いやられる。

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