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古本屋日誌

2020-08-02 13:12:00

古本屋の主人は不在がちで、嫁さんやアルバイトが店番していることもしばしばある。

本を持ち込んだら「今主人が不在なんで木曜日に来てくれませんかね」みたいなことを言い出すことがしばしばある。客がえっちらおっちら重たい鞄に本を詰め込んで汗みずくで、頼んでいるのに、この思いやりのかけらもない一言だ。つまりさっさと持って帰れと言う。

「主人は今買い出しであいにく不在なんですが、私が責任を持ってお預かりして木曜日以降にでもご来店くだされば代金をお渡しできるようにしておきますが、それでよろしいでしょうか?」みたいなことは言わないよなあ。

これは大概の買取がどうでもいい本ばかりでもううんざりしているせいだろうと推測している。

ある店主はおばさんが入ってきて「家にいろいろ小説があるねんけど引き取りに来てもらえないかな❓」と頼まれて
おばさんの顔をじろじろみた挙句
「あーうちね、買取はしてませんねん、本はね、値打ちありませんからどんどんほかした方がよろしですよ。うちもなんぼでもほかしてまんねん」と対応していてその潔さに感心した。

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