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古本屋日誌
2020-07-20 18:05:00
お盆に糺の森で恒例となっている京都の古本市が中止となった。
コロナ騒ぎのせいだという。まあ確かにこのところ感染者が増えているという事情もあるのだろう。
だだ古本屋にしてもこの古本市は惰性でやらされている感があったのではなかろうか。
一番問題なのが必ず襲ってくる夕立だ。このところは雨雲レーダーなどが有料で入手できるとはいえ、あくまでも予報であり、外れることも多いしそうなると汗みづくになって運び込んだ本は濡れてしまうし、濡れなくてもてんやわんや走り回らないといけないのが憂鬱だ。
それを予見して、大きなテントを用意したり、雨が来た時にかける青いビニールシートを整えたりと屋内の会場では無用の手間をかけなければならない。
もちろん神戸や、大阪から参加している古本屋は会期の7日間ホテル代の負担を強いられる。
では客の方は残念無念かというと実はそうでもない。
まずとにかく暑すぎる。
風の吹かない京都盆地の盛夏の古本市で、気温は35°をゆうに超えている上にものすごいしっけに蚊まで襲ってくる。
その上悪臭だ。
かなりの人手なので各店舗のテントに入る時はぎゅうぎゅう詰めとなり、人いきれに、バカな女の化粧の悪臭、ワキガの臭いなど混ざり合ってえもいわれぬ環境となってしまう。
(せっかく電車賃を払い、休みの時間も削ってやってきたんだから、本を見ずにすごすご帰るのはおかしい)、(まわりの大の大人も暑い‼️暑い‼️とはいうはものの、帰らずに大人しく本を見てるんだから俺ひとり断念したら恥ずかしい)などと意味不明なことを思っていつまでも本を見ている。
ちょうど食うや食わずで、闇市に押し寄せる欠食児童みたいなもんだよなあ。
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