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古本屋日誌
昨日から谷町四丁目の大阪古書会館で恒例の「谷町つきいち古書即売会」が開催となっている。4月、5月とコロナ自粛の蔓延で開催できなかったので久しぶりだった。
まだ今日も明日も開催ですので皆さまぜひお越しください。
この即売会でいつも不思議なのはだいたい参加する古本屋がいつも同じことだ。
矢野、杉本、ディック、アジア、厚生、真木、一冊堂あたりで、あんまり変化はない。
どこの古書組合も参加するときは30万とか50万とかそれなりの金額を積まないといけない。出したからには元を回収したいというのが人間というものだから、自分が出資し運営費用の一部を担っている古書会館での古本市ならぜひ参加したいと思う気がする。
それにこの会館は少なくとも三階までは広いスペースがあるからやろうと思えば一階から三階まで全フロアーを使って古本市の開催もできるのだが、通常一階だけしか使わないし、その一階も全フロアーを使用せず3分の2くらいにとどまっている。
やはり会期に合わせて大量の本を運び込んで、終了後再び梱包して持ち帰る手間は相当なものでめんどくさいと多くの古本屋が思っているから、参加を名乗り出る人が多くないのではなかろうか。
その困難にもかかわらずちゃんと店を出して本を並べて売ってくれる即売会参加店はありがたいよなあ。それでなくてもこの間の自粛騒動で通販での販売は飛躍的に伸びて、どこの古本屋も潤ったのは間違いない。
「通販でこれだけ売れるんだったらもう古本市は要らんだろう」とか「店舗売りも考え直さなあかんなあ」みたいな意見もよく耳にする。
今回は珍しく京都のシルヴァン書房が参加していた。ワゴン台にたくさんのカバーのない古い岩波文庫などを100円で販売していた。
シルヴァン書房は気合の入った美術書の専門店だから今回は長らく古本市を開催できなくてごめんね〜みたいなサービス精神で参加しているような気がした。
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