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古本屋日誌
2020-06-16 12:42:00
昨日神戸地方裁判所で神戸の中学進学塾の雇用延長裁判の公判があった。
被告は灘中にもたくさんの合格者を出している有名な進学塾なんだが、非常勤の社会の先生が60で定年になり、これまでの時間給がいきなり2割も削減され、時間数の削減もあって年収は6割程度になってしまった。非常勤の講師だから仕事は授業だけで、これは定年前も後も変わらない。
同じ仕事なのに給料を下げるとは確かに不思議な話だな。
裁判は去年から続いていて、最初は「雇用契約書に減った時間給の記載もある、その契約書にサインしているのだから合意したのではないのか」と門前払いの感じもあったが、この先生が会社の同意も得たうえで、交渉の一部始終を録音していた。
その中に「判をつかないとクビになってしまうので、仕方なくサインはしますが、提示された時給には納得していないので、継続して協議してもらいたい」との言葉があった。
これで一転して審議してみようとなり、何度かの審議を経て昨日会社の当時の講師部長を呼んでの証人尋問があった。
録音があってはっきり「時間給には納得していない」と言っているのに、どのような理屈で会社が切り抜けようとするのか興味深かった。
昨日の答弁では「時間給には納得していないというのは、これから雇用延長になる先生に関してのことであって、ご本人のことは納得されていたと思っている」ということだった。
これはなかなか苦しい答弁で、私も傍聴しながらすまじきものはと思わざるを得なかったよ。
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