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古本屋日誌
2020-05-21 11:24:00
編集工房ノアから涸沢純平の「やちまたの人」が出ている。涸沢が関わってきた作家や詩人の追悼文を集めたものだ。ぜひお求め下さい。
川崎彰彦のものはお通夜で近親者が集まって酒盛りになった話が書いてあって、同窓会のような楽しいひと時であったという。「中西徹が門前の小僧ならぬ門中の初老で尻切れトンボの経らしきものをとなえただけで、後はただ酒を飲んで、しゃべった」とある。
川崎は70年代の雰囲気を色濃く残して、その時代と寝た作家なんだが、亡くなった時は全てが洗い流された達成感みたいなものが感じ取れる。
それにしてもこの本の冒頭に収めてある著者自身が小川に転落して重傷を負った話は不思議だ。
コンクリートの道の脇にある単なる側溝に足を取られたように思ったのに、一緒にいた嫁は「かなり深い小川だ」といい、確かに小鼻を欠損するほどの傷だったのだが、後日事故現場を訪ねてみたら小川はおろか溝すらない。全くの平坦な道なんだよなあ〜
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