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古本屋日誌

2020-05-20 11:15:00

「週刊現代」がこのところ肺炎騒動の特集記事を載せている。
つまりは騒ぎすぎだ、大したことない病気で経済をストップさせてどうするんだという話だ。

まず今回の肺炎の死者数がインフルエンザに比べて圧倒的に少ないことを挙げる。インフルエンザでは1万くらいの死者が出ることもあるが取り立てて騒ぐこともないのに、700人くらいしか亡くなっていないコロナでこれだけ騒ぐ意味がわからないというのだ。
さらに専門家会議の面々がゼロリスクにこだわりすぎているのではないかとも書いている。
ずーっと家から出ない、産業も止めたままならいざ知らず、経済活動を再開すれば感染のリスクは当然あるわけで、ヴィールスとの共存を目指していかないといけないのにその方向に舵を切ることはしない。


こんな内容です。


まあその通りでとくに異論はないが、世間がなぜかはわからないが常に安全側に傾き、リスクを取ろうという考えには背を向けることがよくわかるよね。


細菌学者の藤田紘一郎は「清潔はビョーキだ」という本を出して、世間に蔓延しているデオドラントの風潮に警鐘を鳴らした。
2016年には「あなたの体は9割が細菌」という啓蒙書も出て、これもかなり売れている。

また五木寛之は一貫して日本に瀰漫する安全第一の風潮を激しく批判してきた。曰く公道でソーラーカーレースを計画したら見物人が危険だからという理由で中止に追い込まれた、観客は自分の責任で危険なものを見ようと集まっているのだからあまりにも人々を幼児扱いしている。

曰くリオのカーニバルは世界最大の死者を出すお祭りだが、それに比べて日本のお祭りはいかにも安全第一だ、大人というものは自分の判断でそもそも行動するものなのに、行政があれは駄目だ、これも危険だと介入して個人の判断力を奪ってしまうと、実は一層危険な事態になるのではないか。
こんな感じでいろいろ書いていました。


今こそ五木寛之や藤田紘一郎には瀰漫するリスクゼロ論者に筆誅を加えてもらいたいものだ。
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