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古本屋日誌

2020-05-07 10:42:00

1996年に柴田書店から出た大冊「大和屋歳時」を入手しました。ぜひお求めください。


今は無き南地大和屋の写真集で序文を司馬遼太郎が書き、桂米朝がお座敷芸のへらへら踊りの話を書いているほか、米朝に田辺聖子を交えた座談会なども収めてある。
元々大阪の料亭ではここが有名で料理を納めていたのか「吉兆」だったんだから時代というものですな。
大阪の料亭のカラフルな手の込んだ料理を視覚的に堪能できるし、今はもう廃れてしまった節分のおばけの変装も楽しめる一冊だ。
今は大和屋の跡地は大きなホテルになってしまっているのだが、その前にはバー「フォーリーフクローバー」があって自家製のレーズンバターが楽しめるし、以前はカウンタ越しに巨大な水槽があった。ここのマスターは元は梅田の「トライブ」というバーで働いていたのだが、「もっと勉強したい」(ウィスキーは常温の水の方が香りが立つんだが、常温といってもその加減が難しくてしっかり身に付けたいとか……)とわざわざ都島のバーで修業してようやくミナミに自分の店をオープンさせた。

まあそういう姿勢は昔と何も変わらないよね。



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