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古本屋日誌

2020-05-05 10:46:00

昭和57年に出た「別冊太陽 モダン東京百景」を入手しました。ぜひお求めください。
海野弘が1920年代に出た「新東京百景」の解説を書いていて、東京駅のは赤煉瓦の前に鉄傘が力強く張り出し、スカッシュをかぶったモダンガールが描いてある。
赤いレンガの前に鉄傘なんかおかしいだろうという価値観ではなく、これも新しい美なんだよという主張で、わからなくもないな。
洲之内徹が新しく見つかった藤牧義夫の「隅田川絵巻」の解説を書いていて興味深い。
実は洲之内にも藤牧にも失われゆく隅田川の風景への愛惜がある。
つまり海野弘や「新東京百景」とは逆向きの感性が感じられるのだ。


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