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古本屋日誌

2020-04-16 08:54:00

雑誌「ユリイカ」の坪内祐三の特集号で泉麻人が彼の死因について書いている。
葬儀の折に夫人が淡々と死に至るまでの症状を述べていて「風邪をこじらせて重い肺炎を患っていたのだろう、と思われた」とある。泉はひょっとしてコロナではと話を持っていくのだが、これまでは急性心不全だといわれてきたわけだから、びっくりした。
まあ肺炎では全世界で年間400万人も死んでいるそうだし、厳密にどの肺炎なのかを特定するには遺伝子レベルの検査が必要だからあれこれ詮索するのは意味はなかろう。
でも同じユリイカの中で一志治夫が2020年を迎える大晦日坪内と飲んだ話を書いていて、坪内は2時間でブラックニッカを開けてしまったという。

特に咳き込んでいたとも、息苦しい様子だったとも書いていない。まあ亡くなるまで2週間近くあるから、その頃はまだ肺炎に感染していなかったのかもしれない。

今ちょうど確定申告の時期で古本業界でもあれこれやっているわけだ。
親しくしている大阪市内の店舗を構える古本屋だが、今年1月の売り上げは60万くらい、2月は75万、3月は44万と落ち込んだ。経費は人件費(バイトを店番に雇っている)が25000円、家賃が37000円、組合費などが8000円くらい光熱水費が2万くらい後は仕入れ代。
家賃が安いのは共同店舗なので自分の負担はこの程度なのだ。つまり固定費で10万くらいは必ずいるから、あと車の費用や古本市の経費に加えて仕入れ代となるからそんなに残らないよな。特に3月は大きく売り上げが落ち込んでしまっていて、これは古本市が中止に追い込まれていることに加えて街中の客足が極端に落ちているためだ。

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