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古本屋日誌

2020-04-11 12:33:00

「原爆供養塔」で大宅賞を受賞した堀川恵子ご去年犬養毅の伝記を出した。

小説仕立てで、ドラマ化を狙っているのかもしれないな〜〜

この中にいわゆる大正デモクラシーのくだりがあって、軍縮のうねりで陸軍の二個師団増設を掲げる西園寺内閣に大衆は街頭での大規模な示威行動で応え内閣を倒した。ところがその後成立した大隈内閣では閣僚は西園寺内閣とほとんど変わっておらず、二個師団増設もまかり通ってしまったが、大衆はなぜか抗議行動も起こさず沈黙してしまった。犬堂はこのような熱しやすく冷めやすい、しかも道理が通らないことに鈍感な大衆の姿を目にして政治への意欲を失って行く。

まああれですね、軍部の独走といわれるまんしゅうじへんや日華事変、天皇機関説にしてから、民主主義なんですね。満州に権益を確保するために帝国陸軍は命がけで取り組み、国家の大計に資する功績を挙げている、その過程でたくさんの将兵が倒れていった、この御霊を無にすることはできないでしょうという理屈です。

日中戦争は20万からの将兵の命が失われていて、大衆からの突き上げが強く、その戦争を否定することなど到底できなかった。