Welcome

古本屋日誌

2020-04-04 09:53:00

肺炎騒動で多くの感染者が出たとかいう話でニューヨークは開いている店がほとんどないという。スーパーや薬局、病院はやっているもののその他の大半のショップは上からの強い権限によって開けない。

この国は銃規制にも及び腰で「武装して自らの身を守る伝統がある」などと称して警察に安全を委ねることを潔しとしてこなかったのに、肺炎騒動では極めて従順に当局指示に従っているように見える。

所得の再配分についても「実力主義」だとか「アメリカン・ドリーム」などと愚にもつかないことを主張して全く応じない人がたくさんいる国だ。日本では富裕層が真顔で「貧乏人は努力が足りなかっただけで、自分が悪いんだ、われわれが手を差し伸べるいわれはない」と公然と主張することはない程度にはまともなんだが、ことアメリカに関してはそうはならない。

その国が肺炎騒動ぐらいで貧困層に金を出す、保険の対応も考えると揺れている。

中国共産党が人民解放軍を動員して感染源とされる武漢を完全に封鎖し、独裁国家のメリットを十二分に活かした対策に乗り出した際には「大衆の生活をないがしろにした蛮行だ」などと批判していたのに、なぜか舌の根も乾かないうちに同じようなことを自らがやりだした。

ただ大衆の「意志や人権」があるので中国共産党が行なった封鎖を逃れようとした人は躊躇なく逮捕する徹底した封じ込めは不可能で、結果的には極めて不十分な掛け声倒れになってしまっている。