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古本屋日誌

2020-03-15 10:34:00

肺炎騒ぎで全国の小中学校が休校となり、中国や韓国からの入国も規制されている。センバツをはじめ様々なイベントや催し物中止、美術館、図書館なども休館となっている。

しかし例えば大阪府の罹患者はトータルで100人にも満たない、大阪府の人口850万からすれば完全にゼロと言える数字でしかない。

致死率にしてもインフルエンザと変わらないわけで何ゆえ大騒ぎするのかよくわからない。

古本屋関連ではカミュの「ペスト」やでデフォーの同じく「ペスト」(中公文庫)がよく売れている。そのうちちくま文庫の「デカメロン」なんかも売れそうだな。

しかしここで扱われているのは中世ヨーロッパの黒死病でありわれわれが移動手段ももたずために流通も制限されて新しい病原菌には抵抗力を持たない状態であった。そのために当時の人口の3分の1以上が死に追いやられた。同様のことがコロンブスなどが持ち込んだ新大陸の梅毒についても言える。20世紀初頭のスペイン風邪もそのような疾患だった。しかし今日では交通手段が飛躍的に発達し誰でも手軽に航空機や船、鉄道などを利用して世界中どこにでも容易に行くことが可能となって、グローバリズムも猖獗を極め物資の流通は四通五達となっているではないか。

もはや720世紀初頭までの人類のようなウィルスにウブな子どもではない。新たなウィルスに対しても容易に抗体が作られ重症化しない。そもそもウィルスの側からしても黒死病やスペイン風邪の時のようにすぐに重症化させて寄生主をしに至らしめてしまっては直ちに隔離され消毒され蔓延する機会が失われてしまう。風邪のような軽い症状が長く続いてダラダラ体調を悪くした方が広範囲にばらまくことができて好都合と思える。

この間大阪市の小学校は休校が続いていてなんでも3月24日まではずっと休みで2日だけ行ってそのあとまた春休みになるんだそうだ。