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古本屋日誌
今年はまれに見るような暖冬でとにかく気温が高く、冬だなあと実感できる期間がほとんどない。
例のコロナウィルス騒動でミナミはあまり人出がなく中国人の旅行者がかなり減っているようだ。
昨日の「朝日新聞」に千葉大の神里達広のウイルスの話が載っていて、「今後ウイルスは身体に優しい方向に進化していく」という。激烈な作用を持っていて寄生主を数日で死に至らしめるような、中世のペストや前世紀のスペイン風邪みたいなウイルスは、ウイルス自身にとっても長く繁栄できない。「症状が鼻風邪ぐらいで軽症、長引く方がウイルスは広範囲に広がることができて好都合だからだ」
「21世紀の啓蒙」でピンカーも今後人類を危機に直面させるような流行性新疾患は考えられないと書く。「人類がここまで四通八達した交通網を持つようになり、コロンブスが梅毒を新世界にもたらしたような、これまで経験したことのないウイルスとの出会いは無くなったからだ」
まああれですね、それでもわれわれは大騒ぎして、隔離したり、特に何の効果もないのにマスクを狂奔して買い求めたりして、これは心理的な病気への抵抗感ゆえですな。
つまりはなんでも大げさに怖がる、言えば言えるようなことをほじくり返して騒がないと気が済まない、そういう時代になったということですな。
それにしても消費増税の影響はかなりのもので先ごろも10月から12月のGDPが年率6パーセントをはるかに超える大幅な落ち込みとなり、とりわけ個人消費は11パーセント落ち込んでることが報じられた。
うちの店も12月の売り上げは大きく落ち込み。この2年間一度もなかったほどの状況でした。
消費税は取りやすいところから金をむしり取ってやろうということだし、貧乏人をいじめてやろうとするものです。デフレの不況下に金持ちばかり優遇して、増税に走り今回の事態を招いた安倍は本当に愚かしい。