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古本屋日誌

2020-02-21 09:16:00

中川右介がちくま新書から出した「阪神タイガース1985〜2003」は野村克也と星野仙一の大きな違いをはっきりさせた本だ。

野村克也が監督の時、東京ドームでのジャイアンツとの開幕戦で先発は星野だった。軟投派のいいピッチャーではあるが二回で4失点とうまくいかなかった。翌年の開幕戦もまた東京ドームのジャイアンツ戦でまたしても星野が先発。もちろんまた二回もたず大量失点してノックアウトされた。

中川は「これはジャイアンツの先発を考えたら初戦は打てないから勝てない。それで捨て試合と考えて星野をマウンドにあげたのだろう」という。

まあもちろん皮肉っているわけだ。

打つ方でも野村は新庄を4番にして開幕戦も戦っているが、そんなもんあの程度のバッターが4番であるわけはないよなあ。今岡とソリが合わず冷遇していたし、投げる方でも藪と仲違いして使いこなせなかった。

対して星野は就任した2002年にFAで片岡篤史を獲得し、2003年には金本知憲をカープから獲得したし、さらに下柳にメジャーからは伊良部、アリアスも取った。

中川が言うには実はスワローズとの契約でもめていたペタジーニも獲得しようとしていたがうまくいかなかったんだとのことだ。

金本の獲得は当時から不思議がられていて「怪我している、せやないと出すわけがない」とみんな言ってました。中川の本では2002年の金本の成績が落ちていたことやカープが「FA宣言するなら残ることはできない」などとおかしなルールを決めていたことなどを挙げてます。

まああれですね、大物選手を動かそうとする時の星野仙一の大仰な物言い「一緒に球界を変えていこうや」とか「お前に惚れた‼️」がなぜか星野仙一ならさまになってるわけです。