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古本屋日誌

2020-02-08 11:09:00

朝日文庫からテレビでおなじみの夏井いつきの「子規365日」が出た。

夏井が同郷の俳人正岡子規の俳句を365日間にわたって1日一句選んで解説するスタイルの本だ。

夏井は論理的な、俳句的な添削能力は高いようだが、句を味わう力には問題があって、この本の子規の解説もよくわからないものが多い。

例の「赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり」の解説なんだが「小学校の時も、中学校でもこの句を習ったが、さてどこがいいのかさっぱりわからなかった」と書く。

ところが「俳人になってかなり長くたってからある時パッとわかった」のだそうだ。

おーそれは聞きたい、ぜひお教えくださいと思うじゃないですか。

いつき先生の解説は「赤蜻蛉ってほんとうにきれいなんだとわかりました」で終わり。