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古本屋日誌
郷土雑誌「大阪春秋」が最新号で世界遺産登録記念として「おおさかの古墳と古墳群」を特集している。
冒頭で羽曳野市や堺市、藤井寺市の役人の座談が載っていて世界遺産登録を喜んで、「これから観光客も増えるからさばききれなくなるかもしれない」とか「世界遺産委員会からも古墳の荘厳な雰囲気を評価されているのであまり騒がしいのはちょっと」とか話している。
役人て本当にバカだよなあ。古市にせよ百舌鳥にせよ、あんなものは古墳ではなく、単なる小山だろう。そんなくだらないものを誰が金をわざわざ使って見に来るんだ?
堺市などはヘリコプターで上空から古墳を見るツアーをやっているがヘリコプターの爆音が住民の静穏な生活を破壊していて批判を受けている。
そもそも発掘するのが第一であるのにその当たり前の主張もできないのは理解できないよなあ。
少し前に呉智英が「週刊ポスト」の連載で、宮内庁が陵墓の発掘を認めない理由を分析していた。それは「研究のためにあなたのご先祖様のお墓を発掘したいんです、学問の進歩のためです、お願いします」というリクエストに「いやいや、学問うんぬんではなく、先祖の墓は静かに守りたいんです」というのが宮内庁の見解だというのだ。
呉智英は宮内庁の見解に同情的で、「誰でも先祖の墓を掘りたいと言われて喜びはしないだろう」と書き「学問という錦の御旗を見せれば、不満があっても引っ込まないといけない風潮はおかしい」と主張する。
なるほど呉智英にとっては発掘したい要望はショックドクトリンみたいなもんなんだな。
まあよくわからん主張だ。
ともあれ、今でもすぐにできる百舌鳥、古市古墳群のための施策は次の通りだ。
❶直ちに巨大古墳の発掘を行う。当たり前だろう。
❷市が広い空き地を整備して客に巨大古墳を作らせる。もちろん土木機械などは一切使わない。客を奴隷としてこき使い、足枷なども取り付けて石や土砂を運搬させる。
❸市が埴輪を焼く昔ながらの窯を作り、これまた客に作業させる。バカ丁寧に教えなくてよく、始めは遠隔地から土砂を運ばせることから始めて、器用な人には焼きの工程もやらせる。
❹古代陵墓に設置されていた陵戸を探し出す。奈良の天武持統陵では現在もその家系が連綿と伝わっていて、徳川幕府から長槍などの下賜も受けている。これだけたくさんの巨大古墳があるのに陵戸の伝承がないわけがない。ちゃんと探せば見つかる。
❺古墳に敷き詰めてあった円筒埴輪や水鳥、相撲取りその他の埴輪や土器を焼いた工房の跡を探し出す。100年以上作業が続いたのだからその子孫を探すことも容易だろう。子孫から伝承を聞き出して観光に役立てる。
❻今城塚古墳の埴輪群はもがりや即位の儀式を模していると考えられるが、あれを忠実に再現して巨大古墳の周りでやる。
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