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古本屋日誌
2020-01-23 00:02:00
つい先日の「週刊ポスト」の「この人に訊け」という企画で坪内祐三が最近の校閲は全然なってないという話を書いている。
「十数年前、相撲人気がなかった頃〜〜」と書いたら校閲が「八百長問題は2011年だから、8年前?」と書いてよこしてきた。
坪内はそんなことはわかっているし、その上でもっと前から相撲人気はおとろえてきたし、そのことは縷々指摘してきたし、本にも書いてきたのにそんなことをチェックもしないであれこれを言ってきたと不満をもらす。
そして最近の校閲とは正反対に極めて正確な本として文春新書の「内閣調査室秘録」を挙げる。
この本は内閣調査室が日本の秩序を維持するためにあれこれ工作していた面白い資料で、たとえば藤原弘達は左に行くかもしれないそういう学者だから、今のうちに取り込んでおけと関係をつけて接待攻勢をかけたという話が書いてある。
説得はもちろんキャバレーとかバーとかなんだが、詳細に日付と店の名前も書いてある。
まああれですね、権力者から金をもらって何かするのは買収だとかまいないだとかいう人もいるようだが、当事者からしたら、別に誰であろうと金を気前よく出してくれるのであればありがたいだけですからね。
結局金がどうたらこうたらゆうのは庶民の劣情に訴えかけているだけで、くだらないことです。
現に藤原弘達はその後もややこしい発言を続けて、「創価学会を斬る」という暴露本まで出して名を馳せた。
なんでも出版を妨害しようと竹入義勝に頼まれた田中角栄が説得したが埒があかず、その後も出版妨害を続け果ては「交通事故に気をつけろ」てな脅しまであったがもちろん出版されてベストセラーになった。
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