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古本屋日誌
2020-01-09 12:20:00
2日前の朝日新聞の国際欄にインド陸軍の話が載っていて、何でもカーストや種族ごとに部隊が組織されていて、それはイギリス統治時代の伝統を受け継いでいるのだとある。
軍隊はやはり統率が取れていて、死をもいとわないのが肝要だから気心の知れている仲間同士がいいという理屈のようだ。
中公新書の長崎暢子の「インド大反乱」は興味深い本でイギリス本国のオックスブリッジから派遣されたエリート官僚たちがインドのカースト制度は明らかな差別であるし、そもそも軍隊において俺はこのカーストなんだからこの仕事以外はしないよとか、あの部隊は違うカーストだから関係ないなどと言っていたら勝てる戦争にも負けてしまうと考えて軍隊内のカーストを廃止しようとした。
その結果セポイの乱といわれる大規模な反乱が発生してイギリスの植民地支配は重大な危機に直面することになったという話が書いてある。
つまりは差別をなんでやめるんだ‼️差別し続けたい‼️というわけのわからないガッツがかえってよかったということなのだ。
植民地支配を打倒した成果もあってか、現代に至るまでインドではセポイの乱当時のスタイルが維持されて機能しているのは興味深い。