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古本屋日誌
2019-12-16 11:36:00
アメリカの社会学者スティーブンピンカーの新刊「21世紀の啓蒙」が草思社から出たようだ。
まだ入手できてないのだが、以前「暴力の人類史」を読んでこれまで第二次大戦が大量の戦死者を生み出した人類史上最悪の戦争と思っていたのに、その蒙を破られてびっくりした。
ピンカーは資料を博捜して当時の人口を推定して各時代の戦乱によって何割くらいの人が影響を受けたかを割り出していた。それによれば唐末の安史の乱による戦死者数は3600万人でそれを20世紀半ばの人口に換算したら4億2900万人死んだことになるという。この数字は第二次大戦の戦死者5500万人をはるかに上回っている。
ほかにもモンゴルの征服では換算して2億7800万人、中東の奴隷貿易では1億3200万人死んだことになっていて、確かにこれを読むと人類は戦乱を忌避して進歩してきているようにも感じるよなあ。
今度の新著でどんな話が聞けるのか楽しみではある。