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古本屋日誌
えらい早うに亡くなってしまった黒田一樹の「すごいぞ 私鉄王国関西」を入手しました。ぜひお読みください。
今はJRのアーバーンネットワークがずいぶん整備されて長浜から明石まで乗り換える必要もなく、圧倒的なスピードでいけます、それに引き換え関西の私鉄は阪急はまだ堺筋線と乗り入れているから、天下茶屋から河原町までスムーズに行けるが、その他京阪にしても、南海にしても近鉄にしても、JRとの接続駅で長大な階段の後、いちいち改札を出て、ひちめんどくさいことこの上ない。
近鉄など特急を最優先で走らせる上に複線でしかないから普通列車はえんえんと10分以上も通過待ちを強いられてビックリする。
また京阪電車の京橋駅はすぐ下に環状線があるのに、三階のホームからエスカレーターで下まで降ろされ、寒風吹きすさぶ中100メートルはあろうかという連絡通路を通らされてとなっているのだから、いい印象など持ちようがない。
黒田はこれについて「関東のターミナルはどこも乗降客で満杯であったのに対して関西のターミナルはまだ余裕があったのに加えて、大阪市の鉄道経営方針がモンロー主義で、私鉄の介入を許さなかったところから直通運転は発達しなかった」という。また「それぞれの私鉄が独立していたので特色ある独自の文化を生み出した」とやけに肯定的にとらえている。
まあ俺はそんな風には全く思わないけどな。普通に毎日通勤して、満員電車にゆられていく身にしたら、京阪電車の京橋駅は人をおちょくっているとしか思えない。おまけに京橋駅到着時には日本語、英語、中国語、朝鮮語での全く何の意味もないどころか騒音を垂れ流す公害放送まで聞かされるのだからイライラさせられる。阪急電車はあんまり車内放送も、駅での放送もやらないわけで、京阪電車のバカさ加減にはあきれる。
黒田は京阪電車の複々線は目的地別のそれなので、普通と急行や準急の乗り換えが極めてスムーズに行えるようになっている、目的地別複々線が12キロも続くのは関西では京阪電車だけなんだという。
そういうものなのか〜〜
燈台下暗し、幸せの青い鳥みたいなもんなんですかな。