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古本屋日誌
2019-11-11 10:10:00
大学の図書館は時に閉館になってしまうことや、何年かに一度蔵書整理で大量に処分することがある。
われわれが買うのだが蔵書印が控えめに押してあるだけのものもあれば、箱やカバーも取り去られていて、表面には保護の透明なシールがべったり貼りつけてあるもの、背表紙の下に整理ナンバーを記したシールが貼ってあるものとかコンデションはまちまちです。
特に研究室の蔵書は箱もあるし、セロファンのカバーも完全で、月報や読者カードも揃っていて美品であることが多い。
廃棄する際は廃棄印を蔵書印の上から押してあるケースもあるが、ハンコの上からまたハンコというのはきれいでもないし、つまり誰も喜ばないからそのままにしていることもしばしばある。古書価は当然安くなるのでお客さんも買いやすいのだが、「この本は最後のページに〇〇図書館の蔵書印があるんやけど、盗難とかそういうおそれはないのかな?」と問い合わせてくるお客さんもいる。
まああれですね、個人でもコレクションといっていいほどの蔵書を抱えてるお客さんなんかは自分で篆刻したりして蔵書印を工夫して押してる人もいますから、図書館のやつでもまあ少し美的感覚にはかけますけれども大差ないと思いますね。