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古本屋日誌

2019-11-07 17:27:00

今日は8年ぶりに東京に出向いた。東京駅から銀座をプラプラして丸福珈琲でご飯を食べた。丸福には例の漢方薬を思わせる、ケーキによく合う濃厚な珈琲に加えて牛肉のドリアやハンバーグがあってびっくりした。

銀座の「木村屋」はガラスケースの中にあれこれパンが置いてあって向こう側にいる店員にあれが欲しい、これが欲しいと取ってもらう様式で昔のパン屋のままだった。例の「銀座百点」も置いてあって岩下尚史が「新橋ことば覚え書き」なる連載をもち南地の大和屋のことを書いている。

祇園の芸妓をなんとも思わない誇り高き新橋の芸者が一目置いたのが大和屋芸妓養成所の卒業生で特に二期生の武原はんは名高いものだった。「なにをしても我が道をゆくって感じで、他人が何を言おうが自分は自分。後に築地の灘萬の雇われ女将になっても、お座敷で舞を見せて売り出して、遂には文化功労者ですからね、大和屋の出の人は大したものですわ」とある。

また「昭和の終わり頃から、大阪の大企業が次第に本社を東京に移転するまで、名実ともに日本一の商業都市であり、その花街繁盛を代表したのが南地の大和屋であり、唯我独尊の新橋の老妓たちも一目置いたわけである」ともある。

まああれですね、銀座のPR誌に大阪を讃える文が載るのはいいよね〜〜

「月刊タイガース」など現役選手のインタビューが載るのだが、もう引退したが山崎一玄のがあって「入りたかった球団はどこですか?」と聞かれて「そんなもんジャイアンツに決まっている」とか答えてそれがそのまま掲載されていた。編集部でカットすべきものだ。

しかし大阪にあった様々な会社の本社が東京に移転するのは「昭和の終わり頃から」などではないだろう。万博の前くらいから始まって昭和の終わり頃には全て完了していたように思うけどな。

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