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古本屋日誌

2019-11-06 13:05:00

千里中央に用事で出向いたらセルシー前の広場で田村書店が古本のワゴンセールをしていた。(ちなみに今日が最終日)サラ本のバーゲンブックに加えて文庫本、時代小説の文庫本、文芸書を3分の1くらいの値段で販売していた。

田村書店の千里中央店はかなり前から古本コーナーを設けて安売りをしているのだが、あまり大した本はない。そのくせ新刊を大量に販売しているものだからそれと区別するためだろうが、巨大な値札を貼っていて剥がしづらいことこの上ない。

まあ近くに天牛書店があるのでそっちに売りに行ってしまうかもしれないが、それなりに金持ちが住んでいる地域だろうに、不思議ではある。

昭和51年に大阪の出版社が月刊で出していた「サロン大学」というキャバレーに特化した情報誌は磯田敏夫や藤本義一、成瀬国春らの小説、エッセイ、戯れ絵などが毎号載っていて、ホステスのインタビューやら店の紹介やら資料的価値も高いのに大阪の古本屋や古本市では見たことがない。

大阪市立図書館や府立図書館にも蔵書はなく、市立図書館のレファレンスにお伺いを立ててみても「見当たりません」で終わりですから司書てバカですよね。ものを見る目が全くない。

ところがこの雑誌が大地震で痛めつけられた神戸からは何回も見つかっていて、とりあえず3号までは出ていることが確認できました。

先日関西テレビで震災時のJR六甲道駅の復興をドラマにした「BRIDGE」を放送していた。小市慢太郎が駅前の焼き鳥屋と亭主役で、地震で破壊尽くされた店内を若いボランティアに手伝ってもらって片付けようとするシーンがなかなかよかった。

慢太郎が散乱した皿やコップを積み上げながら「これなんぞ意味あんのかいな」と嘆くとボランティアにさの若いにいちゃんは「でもちょっとずつやりましょうよ」と応じる。「去年でやっと2000万からの借金を払い終わってやっと楽できると思たらこれや」と絞り出すように嘆くと「明けない夜はありません、夜明け前が一番暗いんです」とくだらないごたくを言い出した、激昂したまにどつかれていてスーッとした。