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古本屋日誌

2019-09-29 10:59:00

蚊によくかまれる人もいれば全然かまれない人もいますよね。かくいう私はかまれまくる方で、周りの人はなんともないのに一方的にやられています。

うちの猫には蚊はよってきて毛がほとんど生えておらず防御が薄い耳を刺そうとしますが、そこは敏感なゾーンのことですぐにパタパタ動かして追い払ってしまいます。

普通は叩かれないように人の目につかない足の指とか肩口とか二の腕の裏側などを蚊は狙うんですが、古本屋の蚊は遠慮会釈なく堂々とかんできます。

手の肘から手の甲に向かうパーツのまあ真ん中にしっかり吸い付いて吸血活動に励んでいたりしますから、客は油断していますな。

しかし本の装丁はいろいろ魅力的なのがあって、私は田村義也のが特に好きで例の旺文社文庫の内田百間のやつは家の壁に木製の出っ張りを5段に渡って設けて、そこにクリスタルのフェンス状のものを取り付けて「阿房列車」や「東京焼尽」やら「東海道刈谷駅」などを載せて楽しんでいます。壁面に絵を飾るのはまえ面白いのだけれど本の表紙をズラリと飾るのも実は素晴らしくいいのだ。眺めてよし、手にとって読んでまたよし、友人が来て自慢するのにまたよし。