Welcome
古本屋日誌
小倉紀蔵ご今日の朝日新聞の読書欄「ひもとく」に昨今の日韓関係に関する本の紹介をしている。
まず日本人論に関して李御寧の「縮み志向の日本人」をあげて日本人はあれこれ短縮して、要するにと語る傾向があるとする。
まあこれはよく言われてることですね。中西進も謡曲を例に挙げて仕草を省略して見るものにそれと悟らせる美学を論じている。問題なのは小倉が昨今のワイドショーを床屋談義と批判し、合わせて戦前のシナへの侵略を大衆がシナ人蔑視や短絡的な正義感から煽ったことや一時流行していた北朝鮮間も無く崩壊論をあげていることだ。
日本人は何でも縮めて表そうとして、本質を見ないから問題があると読めてしまう。
小倉は韓国人論としてダニエルの本をあげて韓国人が「正義はこうあるべきなんや‼️」と規範や道徳を第一に物事を論じる点を指摘している。
まああれですね、これは昨今の徴用工問題への韓国のこだわりを説明しようとしているわけなんです。
しかし韓国人がこだわるのは日本がらみばかりなのはどうなんだろう。近くは1980年の光州での暴動では鎮圧でたくさんの血が流れたし、1950年からの朝鮮戦争では北に内通しているとの容疑で同胞をたくさん処刑したし、米軍は太平洋戦争て投下した爆弾をはるかに超える量を全土で使用したし、1948年の済州島の事件もある。中国からは何度も侵略を受けて属国扱いされ名前もいつの間にか中国風に変えられてしまっているし、元寇の時は先頭に立って戦わされる屈辱も味わった。
しかしそれらはきれいさっぱり忘れられていて中国に対して「属国扱いしたのは不正義だ‼️」との主張はないし、アメリカに対して「あんなに無差別に爆弾を投下するのは国際法に違反している」とも言わない。韓国の正義なるものは専ら日本に向かうわけです。
だからこれは小倉が言うような規範意識はなく、つまりは事大主義でしょう。小さな中華思想です。
翻って日本もアメリカには何にも言わない、完全な奴隷、ポチ同様であるのに、韓国や北朝鮮、中国相手になると打って変わって居丈高になるわけですから、これまた完全な事大主義者ですよね。
東アジアの伝統なんだろう。