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古本屋日誌

2019-09-01 10:50:00

橘玲が「週刊文春」に今回の京都アニメーションの放火殺人事件の犯人を論じていて興味深い。
犯人は団塊ジュニア世代でちょうどバブル崩壊の影響をもろに受けて就職難に陥り現在もなお不安定な雇用を強いられ年収も低い。現在の学生は空前の売り手市場で選り好みしなければいくらでも内定が取れるのに、時代が悪かった。金もないと女にももてず、ストレスが溜まっていく。統計によると50になって一度も結婚したことのない女は11%くらいだが、男は23%もいて、つまりは金があったりスキルのある男は時間差の一夫多妻を実現しているのだという。そういう黒くて大きい犬のような男に金を配ることはできるが女を配ることはできない。LGBTのような連中は目立つから差別はいけませんと対策も打てるが、黒くて大きい犬の場合は問題が顕在化しにくい。

つまりあれですな、今回の放火の犯人もまともな神経の持ち主であるのにもかかわらず、ロスジェネ世代で、恵まれずために心を病んでしまったということなのだ。


橘は思春期の男は対立抗争に心を向かわせる脳内物質の分泌が激しい、それは進化の過程で必要なことだったともいうが、日頃の言動に似合わぬ話で驚いたな。
橘は人を犯罪に掻き立てるのは脳内物質も含めて進化に裏付けられたところもあるといい、本人の理性的な判断能力云々では片付けられないとよく書いていた。とすれば今回の犯人の場合も本能的に殺人に手を染めるような脳の作りになっていたのではないか?さすればそのような危険な人間を見分ける生理学的なシステムができないものか?てな問題提起がくるものとばかり思っていたけどなあ。

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