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古本屋日誌
2019-07-29 17:46:00
KKベストセラーズから中野剛志の「奇跡の経済教室」が出ました。昨今話題のMTTの解説書で、財政健全化と称して赤字を減らそうとする自民党の政策に異を唱えるものです。
ちょっとびっくりしたのは銀行は顧客から預金を預かって、その金を融資するとばかり思っていましたが、作者によればそんなことはない。銀行は預金があろうがなかろうがそんなことは関係なくいくらでも融資できる。融資する金はパソコンの画面上にパッと現れて、融資先の口座に数字が書き込まれて終わりだということでした。
つまり問題は融資先がその金を返済できるか否かであるだけで、元金はどこからともなくいくらでも現れるわけです。
そこから作者はそもそも税金など取らなくても財政は問題なく回っていくと主張を展開していきます。なかなかスリリングで面白い本です、ぜひお求めください。