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古本屋日誌

2019-07-23 09:18:00

昨日の晩は雷鳴が響き、かなり雨が降りました。しかし天空を貫くような鋭い響きはなく、どこか優しい稲光であり、カミナリでした。梅雨の終わりを告げているかのようで残念です。

明治の旅行家大橋又太郎の「千山萬水」の続編を入手しました。写真家でもあり日本全国を漫遊して全3巻の旅日記を残しましたが、2巻目には大阪や京都、神戸の探訪記が載っています。又太郎によれば大阪駅前は大阪らしい雑踏とゴチャゴチャした面白さがあるとのことなんですが、確かに今のように巨大なビル群が立ち並ぶ前は背の低いビルや繊維問屋、平屋の市場、これまた平屋の旭屋書店などが入り乱れてました。階段も恐ろしく急勾配で、住吉っさんの太鼓橋みたいな感じで、転げ落ちそうでした。「あれはな、ヤクザの島の関係で地上げがあんばいでけてへんねや。さやさかいせばい地所に建てよるんや」と祖母はゆうてました。