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古本屋日誌
2019-07-12 18:37:00
仕事で久しぶりに三ノ宮に出向きました。お客さんの話では「あれやでーー晩のな9時過ぎてセンター街やら北野坂やら歩いてみぃーほんま寂しいでー大阪やみなえらい賑わっておるやろけどな」ということでした。
私の目にはいつもと変わらぬ三ノ宮にしか見えず、駅前の「OIOI」一階にはクリスピークリームドーナツがオープンしているし、センター街から元町に延びるアーケードの商店街もレトロでワガママなままで素晴らしい。商店街の元町よりに三階にある古本屋があるのだが、もちろんエレベーターの類はなく、ひたすら階段を駆け上がる。しかもビルは昔のにはようあるんですが階段が三階まで一直線に伸びているタイプで下から見上げると金毘羅さんの石段のようで恐ろしい。
モトコーはJRが契約を更新せず立ち退きを迫っているとのことで、元町駅頭で商店街の人がビラまきと署名活動をしていた。耐震性に問題があるとのJRの言い分だがビラを読んだら「モトコーは震度6にも耐えられることがわかっている」そうで理屈は破綻している。ゴルゴ13も訪れる面白いモトコーは残してもらいたいものだ。
花隈のモダン寺横にある神戸古書会館も相変わらず素晴らしい。とりわけ二階に通じる極端に幅が狭く、急な階段は素晴らしい。もはや天然記念物ともいえるレトロ建築でおそらく使っている古本屋も世界文化遺産と認識して日々不便さにも喜びを見出しているのだろう。