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古本屋日誌

2019-07-11 16:22:00

今日は予報通り降ったりやんだりで、梅雨らしい一日ですな。

ジャニー喜多川が死んで、フォーリーブスの北公次が1980年代に出した暴露本の価格が高騰している。「光GENJIへ」なんだが、喜多川は男色家で、北公次も無理やり行為を強いられた、今一世を風靡している光GENJIも大変だという内容なんだが、まあそりゃそうだろう。でもあまり話題にもならず、ジャニーズ事務所もつつがなく活動が続いているのは、ひとえに喜多川のカリスマ性ゆえだろう。やられた方は被害者だとか思っておらず、まるで教祖様にお情けをいただいたかのように思っているわけだから、そもそも表面化しない。

そういえばかなり前に八坂書房が出した「南方熊楠 男色談義」も人気のある本で、今はお稚児さんというと例の祇園祭の長刀鉾のんとかをイメージしてかわいい印象があるが、伝統的には大人の慰み者にされてきた事実を赤裸々に綴った作品だ。特に高野山の坊主が稚児とやるときの作法とかが面白い。オナラをあることの合図に使うとある、「出物腫れ物」でも歴史的には淫靡なイメージを付与されてきた時代があったのかと興味深い。