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古本屋日誌
2019-07-04 13:31:00
昨日も天気予報通り夜半から雨で朝には上がりました。
日経BPから「ファクトフルネス」が出て書店でも平積み、早速読んでみました。ピンカーの「暴力の世界史」を読んだ後では衝撃は少ないものの、世界の平均寿命が70歳を超えているとか、乳幼児の死亡率が激減している、戦争での死者数も減少の一途だ、自然災害での死者数も大きく減っているし、経済的に豊かになってきた国々は女が生む子どもの数も大きく減っていて世界人口は2100年に110億になり以降安定するなどの話は興味深い。
何より貧困層の数が大幅に減少している事実は人類が徐々にではあるがいい方向に進んでいるような気分にさせてくれる。でも地球温暖化は間違いない事実で、その原因は日本やアメリカなどの裕福な国々が大量に排出している二酸化炭素によるものだという。
この本には2011年の東日本大震災の話も載っていて、原発周辺の病院などから無理に避難したために、必要な医療が受けられず震災関連死が1000人も出てしまった。これは人間が目立つことや日常から外れた現象にオーバーに反応してしまう悪癖からきているものだという。
この例は穏当なものとは思わないなあ。あの原発事故はラッキーだっただけのことで、チェルノブイリ以上の惨禍を招いていた可能性も確かにあった。そんな中で病院の職員が患者を基本的には見捨てずに連れて避難しようとしたのは大したものだ。