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古本屋日誌

2019-06-24 12:24:00

昨日も夜遅くから沛然たる雨で今日はかなり蒸し暑い。先日テレビ大阪の「大阪人の新常識」を見た。

心斎橋筋は昼間は吉野ダラーや泉州ガチャマンが金に明かして宝飾品やら呉服を買い漁るため人の流れは南から北向きだったが、夕方からは船場のええしが女連れで道頓堀に芝居を観に行くので北から南向きの流れになったという。ダンさんは気前よく女に呉服をこうてやるので、心斎橋筋には今のドラッグストアをしのぐくらいの呉服屋が櫛比していた。

まあこれはそうだろうが証券会社が並ぶ北浜には「天ぷらがカラッと揚がる」を当て込んで天ぷら屋が数多く並んでいたという。しかし別に株は上がらなくても何の問題もないわけで、下落局面なら空売りを仕掛けたらいいだけの話で、とにかく株価が大きく変動することが儲けるために必要なんですね。買手は「強気」と呼ばれていたし、売手は「弱気」とみんな呼んでました。

その「弱気」の仕手筋は当たり前だが天ぷら屋なんかにはいきません。彼らはラーメン屋とかうどん屋とか支那料理屋に行ってたんです。ラーメンやらうどんは下にドロリと沈んだまま浮かび上がりませんからね。支那料理屋ではその頃は珍しい水餃子も好まれた。まあ理由はわかりますね。

この辺の当たり前のこともテレビ局には取材してもらいたかった気もするけどまあ作ってるやつがバカなら仕方はないな。