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古本屋日誌
2019-06-06 10:33:00
今朝は昨日ほどではないがかなり暑い。
郷土雑誌「大阪春秋」の最新号が出て北河内の交野の特集で、私部にあった中世の城の話は興味深い。
しかしこの雑誌で一番良かったのは新阪急ビルの話だ。大阪駅前、新装なった新阪急ビルは、随分阪急百貨店から離れていて、むしろ阪神百貨店の敷地の一部と言っていいロケーションなのは不思議だった。地下から二階まで褐色の大理石に包まれた豪奢な内装で阪急グループの気合の入れ方が偲ばれる面白い建築だった。
実はこの新阪急ビルのすぐ北側の土地、現在の阪神百貨店の南部分は阪急の所有だったという。阪神グループは梅田に大きな百貨店を出そうと計画してこの土地の取得を目指したが、すでに阪急百貨店を経営している阪急グループはそうはさせじと妨害工作に出て自らこの土地を取得してしまったのだそうだ。
結局大阪市の調停で阪神は阪急所有の土地を購入する代わりに、現在の新阪急ビルの土地を阪急が持つことに同意することになった。