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古本屋日誌
2019-05-26 10:41:00
この2日非常に暑い。さほど湿気はないもののまるで7月の盛夏のような気温でクーラーをつけたくらいだ。
ABCのドラマ「白い巨塔」は主演が岡田准一で、初代の田宮二郎同様甘いマスクで、どんな風に醜く歪むのか興味深く拝見しました。
岡田は当初金で票を買うことや、苦しむ患者に寄り添う苦しさを表情ににじませる気弱なところもある医者として演じていたが、教授になってからは傲岸不遜を地でいく演技になりました。なかなか器用で素晴らしい。
このドラマの問題は経験豊富で、オペの腕もたつ岡田准一がミスを犯すことで、どうも説得力がない。「いくら腕があっても、人を人とも思わない態度ではいつかその報いがきます」みたいな退屈な勧善懲悪思想がありますね。
これは大阪の大衆に顕著な特徴で可愛げがなくて威張っているタイプが嫌いなんです。
もともと山崎豊子は財前が教授戦に勝ち、教授となり、第一外科に君臨し、医療ミスで訴えられた裁判も乗り切って帝国を作り上げるところで完結させていました。その後「これでは悪人がのし上がるという話で支持が得られない」との編集サイドの要望で無理やり控訴審だの胃がんに倒れるだのを追加した経緯があります。