Welcome
古本屋日誌
2019-05-18 11:43:00
今朝は曇り空で暑うも寒うものうてあんばいです。柏書房から「自衛隊イラク日報」が去年出ました。2005年から翌年にかけての非戦闘地域での自衛隊の任務記録です。
大量破壊兵器があるとの憶測でアメリカが始め、日本も追随した大義のない戦争でしたが、米軍を中心に5000人からの戦死者を出しました。自衛隊は敵と直接対峙する場には行かず、後方支援や連絡業務、復興作業に従事したわけですが、例えば命を張っている米軍の将校から軽侮される場面、映画の「パットン」みたいな状況があるのかと思いましたが、それは全くない。
ノブレスオブリージュなのか、哀れみなのか、よくわかりません。自衛隊の将校が米軍の士官に「訓練の銃声と戦闘の銃声は区別ができるものなんですか?」と尋ねる機会があって士官がいうには「そんなもん簡単やでー、戦闘の銃声はいろんな火器の発射音が入り混じっとんねん、お前もじきにわかるわ」
この本によるとアメリカの永住権を取って、さらに帰化するとなると申請から3年くらいは認められるまでにかかるのだが、現役兵として入隊してイラクで戦えばすぐに帰化できるとなったので、希望者がたくさん入隊してきていた。その中には希望叶うことなく戦死するものも多かった。