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古本屋日誌
2019-05-08 12:57:00
今朝も部屋の中では肌寒く感じられるくらいで、この調子で太陽にはお願いしたいところですね。
「週刊文春」に連載していた宮崎哲弥の「時々砲弾」が今週号で終了、最終回は宮崎が10年前に文藝春秋誌上で経済不況に立ち向かうには需要を喚起することが肝要で、そのためには政府の財政出動が切に求められると主張したところ「新ケインズ主義だ、時代遅れの亡霊だ」と散々たたかれたと述べて、一知半解の経済学者に痛撃を与えている。
また「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の新井紀子が池上彰と対談、SNSであれこれ発信している連中を「タダ働きしているだけ」と指摘し具体例としてAmazonのレビューにあれこれ書き込んでいる人を挙げている。確かに新井先生のおっしゃる通りAmazonレビューのポイントを稼いでも特に素晴らしい出来事などなにもおこらず、単にAmazonが得をするだけですね。
人に認めてもらいたい、目立ちたいという欲を資本主義にうまいこと利用されてただの仕事を喜んでやっているようなものです。
まあ確かに長くこの世で生きていたら、取り立てて才能も能力もないのに有名になっている人がたくさんいることはよくわかります。そしてそれは社会や資本主義体制が色々なジャンルの作品を金儲けの手段として切に欲しているからであり、そのレールに乗っかってちょうどいい製品を生み出せば有名になれるということがわかってきますよね。だから新井紀子先生には悪いけれど今後ともSNSでのタダ働きは増加するばかりだと思いますよ。