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古本屋日誌

2019-03-17 13:26:00

今朝は雨もよいで猫もすぐに帰宅しました。先日斜向かいのお宅に野良猫のしろがいるところにうちの雄猫が玄関から出たところでばったり目がおうてしまい、道路を挟んでにらみ合いとなりました。雄猫は私が横にいるもので気が大きくなったかいきなり駆け出して野良猫のしろのところに向かおうとしました。

先日朝日新聞に「平成の30冊」なる企画が載っていて識者からアンケートでこの30年の名著をよかった順に5冊答えてくれというもので、宮崎哲弥もメンバーに入っていたということだ。

宮崎哲弥は今週の「週刊文春」のコラムでこの記事に触れて自分の推した5冊はどれもこれもランキング外だと嘆いた後、ランク15位に入っている元日銀総裁の白川方明の「日本銀行」を批判して「こんな本が入るのは反面教師としてのアイロニーではないかと思うが、まあそうではなかろう」と言い「藉口」という聞きなれない言葉も使っていた。私は当然知りませんから調べてみたら「あることにかこつけて言い訳すること」とありました。

なるほどこの本は失われた20年について、当事者の白川がくだらない言い訳をやっていて醜悪だということなんですね。

それにしても宮崎はいつもながら舌鋒鋭く、もちろんしっかりした裏付けに基づいた話なので反対する側の人間にとっても学ぶことが多い。消費増税についても日本の税率は一見ヨーロッパ諸国の25パーセントとかに比べると低いようだが、そんなことはなく、税制全体に占める消費税の割合はすでに3割を超えていて、これが増税で10パーセントになるとヨーロッをはるかにしのぐ割合となり、つまりは逆進性ゆえに貧乏人から搾り取る構図がますますはっきりするという。対して株の取引での利益は最高税率も固定されていて低く、完全に野放しであるために貧富の差がますます拡大することになっているわけだ。